刊行物のご案内 | 大妻女子大学 人間関係学部 共生社会文化研究所 - Institute of Inclusive Society and Culture

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年度 著者 タイトル 出版社 発行年
2021年度 村木厚子 『働くことを通して考える共生社会』 日本経済評論社 2021.8

『働くことを通して考える共生社会』

大妻女子大学共生社会文化研究所顧問・大妻学院理事村木厚子著

村木厚子著『働くことを通して考える共生社会』(大妻ブックレット)が日本経済評論社から刊行されました。

本書は、2019年10月20日に開催された大妻女子大学共生社会文化研究所設立記念セミナーでの記念講演の内容を中心にまとめたものです。厚生労働省事務次官として長年勤められてきた著者が、「社会との関わりの中で成長するということ」、「異なる文化や価値観を持つ人たちと共生すること」、「誰もがいきいきと暮ら士、働く社会を実現するためにできること」を伝えています。

これからの時代を生きる若者に向けたメッセージを込めて頂きましたが、全ての世代の、全ての立場の人が、いつ読んでも、何かを選択する際のヒントや生きる上での糧となると思います。

第三章「共生社会の実現に向けて」では、コロナ禍で、全員が当事者であるという視点が描かれています。共生社会の実現は、自分自身も関係あることだと実感します。オリンピック・パラリンピック東京大会が開催され、多様性の尊重と共存がメッセージとして発信されました。関心を持つ機会にもなったと思いますが、本書はそれらをもっと身近に、自分の人生と照らし合せてくれるきっかけになると確信しています。

どの章から読み進めても良い、そばに置いて頂ける本です。

  • 『働くことを通して考える共生社会』
  • (大妻女子大学共生社会文化研究所顧問・大妻学院理事 村木厚子著)
  •  税抜1,300円

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